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正座して恋をしましょう/純情だけじゃつまらないDream

Snow Manを「護る」者、深澤辰哉

推しが不祥事で活動自粛になるの、ジャニオタ人生で二度と経験しないと思ってた。
約2年ぶり2度目で、妙に冴えた頭で「まずいまずいまずい」と昨夜は口に出していたのだけれど。



写真が買えない、は処分の兆候かもね


有事の時はまず写真が買えなくなる。これは2018年の時も、2019年の時もそうだった。
昨日の0時少し前、岩本照さんが写っている写真や公式グッズが突如カートに入れることができなくなった。
その一方を友人から受けて、「ああ、謹慎になるのか」と悟った。

かいつまんで内容を要約すれば、
・ジャニーズジュニアだった3年ほど前にラブホテルで飲み会
・未成年の女性が出席していた
・本人は未成年だと認識していなかった(知らなかった)

事務所コメントを要約すると、
・ジュニアだったとはいえ社会人としての自覚や責任は欠如している
・本人は真摯に反省している。
・より深い反省を促すために一定期間の活動自粛


問題は「未成年が同席」「場所がラブホテル」の2つに尽きると思うんですけど(ああもう色んな嫌な記憶がよみがえる)、私的にはまあ深夜1時にラブホテルに呼び出されて行く感覚は全ッ然わからないので、まあそんな時間に現れたら成人してると当たり前に思うわな。成人してても行かねえけど。

どのみち謹慎理由がシンプルにダセえ。過剰な擁護もしないし何やっとんねん感すごいけど、まあこの内容は今回の本筋にはあんまり必要ないので省きます。


そんなこんなで岩本さんが実質謹慎なので、30日月曜日に出演予定だったCDTVライブライブはどうするんだ、と不安な一夜を過ごした。つーか、一睡もできなかった。



Snow Manを守る」

番組冒頭で、深澤辰哉さんが代表して謝罪の言葉を口にした。

「この度はメンバーである岩本照の件で、応援してくださっているファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしてしまい、本当に申し訳ございません。
発表いたしました通り、岩本は一定期間芸能活動を自粛することになりました。
この事態を 僕たちも重く受け止め、彼がしっかり反省して戻ってこられる日まで、Snow Manはこのメンバーで守っていきます。
本日は8人で精いっぱいパフォーマンスさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。」




Snow Manを応援していると、「守る」という言葉は頻出語句だ。

そもそものSnow Manの成り立ちを便宜上軽く話すと、Mis Snow Manという前身グループが一度空中分解している。
紆余曲折の末、岩本、深澤、阿部、佐久間、宮舘、渡辺の6人が引き続きメンバーとして残り、上の句のMisはタッキーに取られて、下の句のSnow Manが残った。
その時にタッキーがこういったそうだ。「お前たちがSnow Manを守ったんだよ」と。

それから長い間、入れ替わりや解体が当たり前に起こるジャニーズジュニアの世界の中で、6人でSnow Manの看板を守り続けてきた。
そこに、2019年冒頭に目黒蓮向井康二、現センターのラウールの3人が加入することになる。
深澤辰哉さんは、「Snow Manを守るためにはこの選択しかなかった」とここでも話している。

そんなこんなで、「Snow Manを守る」というワードは超頻出語句です。マーカー引いといて。ここテストに出るよ。



2019年春の横浜アリーナ公演、本編最後。
「朝焼けの花」という曲の最後のメンバー挨拶で、岩本照さんは以下のように話した。

「僕たちがこれから歩いていく道は、雪が積もっている道のよう、まだ足跡のない道を歩んでいこうと思っております。
何があっても、この八人、僕も含めて9人、そしてファンのみんなは僕が守っていきますので、必ず握った手は離さないでください。」

発言から何となく感じられるかもしれないけれど、照くんは満場一致でリーダーに選出された、いわばSnow Manを先導し、守る人だった。
その「守る人」が、過去の過ちと悪意で一時的とはいえ奪われてしまった。




深澤辰哉さんは岩本照さんとは公式で「夫婦」と言われるような仲で、ジャニーズファンにしか伝わらないが「シンメ」という特別な関係でもある。
お互いを「もう一人の自分」というほどに、阿吽の呼吸でSnow Manを守ってきた1人。

2019/5/5、滝沢歌舞伎の深澤さんのお誕生日の公演の中で、

「でも僕は今年きっと強くなれると思うんです。守りたいものが、6人から9人になって。人は守るものが多ければ強くなれると思ったんです。辛かったけど、でもSnowManは今すごい踏ん張り時だと思うんです。僕だけじゃ守れないんです。だから、皆さんの力を貸してください。」

と、そう話していた。まだ弱気な部分が見えていた、その手紙レポを泣きながらぼうっと読んだ。




2019年の8月8日、Snow ManSixTONESの同時デビューが発表されて、14年以上の下積みを経て深澤辰哉さんは「デビュー組」になることが決定した。

そこから、時間を追うごとに少しづつ「強くなっていく」彼の発言を追っているのが好きだった。





夏の舞台「少年たち To be!」では、劇中の手紙でこう話していた。

「たぶん、これからもいいことも悪いこともたくさんの声が届くと思う。悪いことは、うちメンタル弱い人がいるから…でも大丈夫。必ず守るから。辛いことは9人で分けて、嬉しいことはみんなで喜ぼう。それがSnow Manだよ。これからも9人で笑っていられるように。俺たちの道だから。
(中略)
ふっかの優しさが人をダメにするって言われたこともある。自分の意見は言わないようにしてたし、人の意見をまとめることの方が多かったから。そういわれるのも分かる。
でも、決めた。これからは思ったことをちゃんと言おうと思います。言いにくいことでも、グループのためになるのなら。
もし、間違った時は言ってね。まだダメダメな最年長ですが、これからもよろしくお願いします。」

昨夜のCDTVで、深澤辰哉さんは、Snow Manを守るために先陣を切って頭を下げた。
こんな形で強くなった彼の姿を見ることになるなんて思わなかったけど、でも、私はどうしようもなく泣いてしまった。


守る とは、
危険や害が及ばないよう守る、保つこと。
平時、Snow Manを取りまとめ、先導し、治安を守っているのは紛れもなくリーダーの岩本照さんだ。

護る、とは
「かばい、まもる」という意味で使用される。



深澤辰哉さんは、Snow Manを「護る者」

誰かの為に強くなれる人。身を挺して護ろうとする人。
いつもはふわりふわりと話す彼の、本質的な熱さを見た気がして不謹慎かもしれないけれど、痺れた。全身が震えあがった。
かっこいい。かっこいいよ、ふっか。




さて、じゃあ「守る者」が居なくなったSnow Manが立ち行かなくなるほど軟弱かというと全くそうではない。
切り込み隊長とブレインは別にいるし、センターは健在だし、いざとなったら陣頭指揮を取れそうなのがまだまだいる。
優しいふっかさんが一人で抱え込んで自滅することだけ気を付けてほしいな、とファンの私は少し心配だけど、
きっと何を言ったところで深澤辰哉さんはSnow Manを守るためならなんだってするんだろう。

見守ることしかできないのが歯がゆいけど、大丈夫に決まってるし、大丈夫にしてみせてほしい、と思う。








ところで私は、最年少でありセンターであるラウールさんが、16歳という若さで立派に今日のステージでセンターを務め上げたことに感動してしまいました。

「最後に、ずっと9人でいたいと思います。ストレートに言うけど、抜けないでね。好きな飲み物は水。ラウールより。」

夏の手紙のこの一節を聴いた時も偉い出来た子だなと思ったし、最近ホントに成長しすぎて人間何周目ですか?と本気で問いたいのだけれど。
今日、D.D.で岩本さんの立ち位置に立ったラウ。照くんがよくやるポッケに手を入れて顎あたりを触るしぐさを取り入れて踊っていたラウ。

すごいよ。出来たアイドルすぎて逆に怖いよ。




すごいなあ。Snow Man、大好きだなあ。

有事の時は無いに越したことないし嫌なもんは嫌だけど、もしかしたらスルーしてたかもしてない新たなものに気付ける期間だったりするのかな。
照くんが帰ってくるのが楽しみだなあ。